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127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/17(日) 09 02 52.07 ID Qy70iBRi0 虚淵インタビューで、厳密に考えてはいないけど、ほむらが時間をまき戻すたびに世界は平行して分岐してると 思ってるってあったよな。 9話ではさやかの遺体にまどかが泣いてすがってたけど、10話の1周目ルートではワルプルギスの夜と相打ちになった まどかの遺体が残ってたから、ほむらがまき戻した後のあの分岐世界では、発見されたまどかの遺体にさやかが泣いて すがったりしたんだろうか。 そこにQBが現れて、契約すれば生き返らせる事も不可能じゃないよって言われて、泣きはらした顔を上げたさやかが 決意の表情を浮かべてそっとうなずくみたいな妄想が……。 ちょっとSS書いてくるw 642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 21 26 21.00 ID sdDaccYX0 [2/2] ほかのSSを平行で書いたり、11・12話の考察したりしてたらずいぶん時間かかっちゃったけど、 127のSSの第1話が 書けたので晒してみる。 SS名は 119のを拝借した。 http //loda.jp/madoka_magica/?id=1533 ここってあんまりSS投下されたりしてないから、投下するかどうかちょっと迷ったんだけど、SS書いてくるって 宣言しちゃったし、晒してみる事にした。 * さやまどSSです。 * いわゆる一周目、ほむらが魔法少女になった時の世界のその後という設定です。 * まどかがワルプルと相打ちになったという設定で書いています(そうじゃないと見滝原壊滅しちゃってるだろうし)。 * * BD/DVD特典のドラマCDだと、一周目のワルプル襲来日は避難警報が出ていないように思えたので、このSSでも * そのようになっています。 * (ほむらが当日の夜に自分の部屋と思しき場所でネットで調べ物をしているし、体育の授業の準備運動で息切れしていた * ほむらが「凄い嵐」の一言だけで済ませて、まどかのところへ向かっていることから。ワルプルもまどかと同様に * ループを繰り返すごとに強くなっていったのかなと妄想) * * 多分全四話。 * 前提が前提なので、マミさんとほむらは出てきません。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」 激しい雷雨が吹き荒れる夜の町を、あたしは傘も差さずに走り回っていた。 「あの子は……、本当に……、どこほっつき歩いてんのよ!」 ずぶ濡れになった身体はすっかりと冷え切り、たっぷりと水を吸った服の重さが、走り回って疲れきった身体に重くのしかかる。 正直に言うと、ほんの少しでいいから休みたい。 でも、一度でも立ち止まったら、もう二度と歩き出せないような気がする。 もう深夜と言ってもいい時間、その上これだけ激しい雷雨が降っているような状況だ。 こんな時に外をうろつこうなんていう物好きは居ないらしく、さっきから人っ子一人見当たらない。 あたしだって、こんな時に外を走り回るなんて真似、出来ればやりたくなかったんだけど。 本当にもう、どこ行っちゃったのよ、まどか! * 夕飯を済ませたあたしが部屋に戻ろうと立ち上がった時、リビングに電話の音が鳴り響いた。 家族の様子をちらりと窺い、電話に出そうにないのを確認してから受話器を取る。 「はい、美樹です」 「あ、さやかちゃん? こんばんは、まどかの父です」 まどかのパパ? こんな時間に何の用だろう? あっちも今頃は夕飯時だと思うんだけど。 「こんばんは。こんな時間にどうかしたんですか?」 「うちのまどかがさやかちゃんのうちに行ってないかな」 「いいえ、来てませんけど。って言うか、まどかは今日、風邪じゃなかったんですか? 学校にも来てませんでしたし」 そう、まどかは今日学校に来なかった。 てっきり、風邪でも引いたのかと思ってメールを送ったんだけど、まだ返事は来ていない。 「学校に行ってなかった? おかしいな、朝はいつも通りに家を出たんだけど」 「えぇっ!? じゃあ、風邪とかじゃなくて単なるサボり、しかもどこかへ行ったきり、まだ帰ってないってことですか?」 普段のまどかからは考えられないような行動だ。 まどか、どうしちゃったんだろう? 「携帯も出ないんだけど、まどかが行きそうなところに心当たりはないかな」 「仁美のところにはもうかけましたか?」 「かけてみたけど、仁美ちゃんのところも違うみたいなんだ。困ったな、さやかちゃんのところでも 仁美ちゃんのところでもないとすると……」 「あの、あたし心当たりを回ってみます! 見つけたら連絡しますんで!」 「あ、ちょっとさやかちゃん!?」 まどかのパパがまだ何か言っているのを無視して電話を切る。 「ちょっと出かけてくるね!」 まだご飯を食べている家族に一応声をかけてから、返事を待たずに玄関へと向かう。 財布と携帯を持っているのを確認して、あたしはそのまま外へと飛び出した。 外は雷がゴロゴロと轟き、今にも雨が降り出しそうだ。 そういえば、天気予報でなんかすごい嵐が来てるって言ってたっけ。 こんな天気の時に、どこに居るのかも分からない相手を探しに行くなんて、本当ならあたしも遠慮したい。 でも、今回ばかりは話が別だ。 まどかは親に嘘をついたり、学校をサボったりするような子じゃない。 ひょっとしたら、何か良くないことに巻き込まれたのかもしれない。 一度そんな風に考えちゃったら、家でじっと待ってるなんてあたしには出来なかった。 傘立てから自分の傘を引っ張り出すと、あたしはまどかが行きそうなところを思い浮かべながら走り出した。 * そうして、あたしは見滝原町のあちこちを駆けずり回った。 まどかと行ったことがある場所を必死に思い出して、一度でも行ったことがある所は確認した。 学校帰りによく寄るファーストフード店にも行ったし、学校へ行く時の待ち合わせ場所にも行ってみた。 雨が降り出しても、傘を差して探し回った。 心当たりに、片っ端から電話した。 強くなってきた風に傘を吹き飛ばされても、雨に濡れるままに探し続けた。 何時間も探し続けて、ついには心当たりがなくなって、それでも、まどかは見つからなかった。 「どこ行っちゃったのよ、まどか……」 とぼとぼ歩きながら、ぽつりとつぶやく。 あれだけ激しかった雷雨も、気が付けばぽつぽつとした小雨になっている。 走る気力もなくなってゆっくりと歩いていたあたしは、自分がいつの間にか、普段は足を運ばない地域まで 来ていることに気がついた。 この辺りは確か、オフィス系のビルが立ち並んでいるところで、あたしやまどかには無縁の場所のはずだ。 それでも、あたしは一応この辺りも探してみることにした。 まだ調べてなくてまどかが行きそうな場所……。 まだ調べてない、行ってない場所ってどこよ……。 あたしが悩みながら歩き続けていると、突然目の前の視界が開けた。 「う、うそ……。何よ、これ?」 あたしの目の前に広がっていたのは、たくさんの瓦礫の山だった。 ほとんどのビルは根元から崩れ落ち、砕けたコンクリートから無残に折れ曲がった鉄筋が覗いている。 まるで爆弾でも爆発したかのような、酷い有様だ。 いったい、ここで何があったんだろう? 辺りを見渡したあたしは、遠くに誰かが倒れているのに気が付いた。 大変、助けなきゃ。 とっさにそう思ったあたしは、その人のところに近づこうとした。 ビルの残骸やコンクリートの破片が多すぎて、なかなか近づくことが出来ない。 考えたくもないけど、倒れているのがこんな有様の場所じゃ、あの人はもう死んじゃってるかもしれない。 ……死んじゃってるかもしれない? ふと頭をよぎる嫌な予感。 一度立ち止まってから頭を左右に振って、嫌な考えを必死に振り払う。 まどかがこんなところに来るはずない。 もう一度よく見てみよう。 そう思って視線を向けたあたしは、その人が着ているのが、うちの学校の制服だということに気がついた。 どくんっ。 心臓の鼓動が早くなる。 呼吸がどんどん荒くなる。 振り払っても振り払っても、嫌な考えがまとわりついてくる。 あたしは息苦しさを必死でこらえながら、ゆっくりと近づいていった。 遠巻きに見ていたのでは分からなかったその人の様子が、少しずつ見えてくる。 あたしよりも、少し背が低いみたいだった。 「……うそ」 髪を両脇で結んでいた。 「うそ、だよね……」 仰向けになったその顔は、いつも見慣れているものだった。 「なんで……?」 まどかだった。倒れていたのは、あたしの親友のまどかだった。 「なんでまどかが、こんなとこで倒れてんの……?」 駆け寄って頬に手を触れる。触れた頬は、ぞっとするほど冷たかった。 目の前が真っ暗になる。体中の力が抜けて、あたしはその場に崩れ落ちた。 「まどか? なんでこんなとこで寝てんの? まどかのパパ、すっごく心配してたよ?」 そっと身体を揺する。反応しない。反応、してくれない。 「ね、まどか、起きてよ。こんなとこで寝てたら、風邪引いちゃうよ?」 まどかの身体を揺する手に、段々と力がこもる。 まどかの身体がガクガクと大きく揺れる。 「ねぇ、まどか!」 それでも、まどかは反応してくれない。 あたしはまどかの上に覆いかぶさった。まどかの胸に、ぎゅっと顔を押し付ける。 その身体はやっぱり冷たくて、心臓の音もまったく聞こえてはこなかった。 そうして、あたしはまどかがもう死んでいるんだということを、はっきりと認識してしまった。 「まど、か……。うぅ、うあああああああ……!!」 なんでよ……。なんであたしの親友が、こんなところで死ななきゃいけないのよ……。 「ねぇ、まどか! あたし、こんなのイヤだよ! お願いだから、目を開けてよ!!」 涙が溢れ出して、頬を流れ落ちていく。 まどかの胸に、ぽつりぽつりとあたしの涙が零れ落ちる。 「彼女を助けたいと願うかい?」 まどかの身体にすがりついて泣いていたあたしに、どこからかそんな声がかけられた。 「……え?」 顔を上げた先に居たのは、猫のようにも兎のようにも見える、不思議な生き物。 そいつは赤く光る瞳でまっすぐとあたしを見据えながら、落ち着いた口調でこう告げた。 「君のその祈りのために、魂を懸けられるかい? もしも君が、戦いの運命を受け入れてでも彼女を生き返らせたいと 願うのなら、僕が力になってあげられるよ?」 まどかを、生き返らせる? そんなことが……。 「本当……なの? 本当に、まどかを生き返らせられるの?」 そいつは、にっこりと微笑んでこう言った。 「もちろんさ! だから僕と契約して、魔法少女になってよ!」 魔法少女さやか☆まどか 第一話「二人で一緒に頑張ろう?」 ピピピッ……、ピピピッ……。 「ふぁ?」 規則正しく鳴り響く電子音に目が覚める。 あたしはぼんやりとした意識のまま手を伸ばして、枕元にあるはずの目覚まし時計を探った。 何とか探り当てた目覚まし時計のスイッチを押すと、耳障りに鳴り響いていた電子音はようやっと止まってくれた。 「うーん」 上半身を起こして、大きく両手を広げて伸びをする。 うん、目が覚めてきた。 ふと自分の左手に目をやると、その指にはしっかりとソウルジェムの指輪がはまっていた。 「夢じゃないんだよね……」 昨日のできごとを思い返しながら、ぽつりとつぶやく。 「おはよう、さやか!」 背後からかけられた声に振り返ると、そこに居たのは昨日のヘンな生き物、キュゥべえだった。 「あんた、なんであたしの部屋に居るのよ?」 昨日の夜、寝る時には居なかったはずだ。 いったいいつの間に来たんだろう? 「君のような魔法少女になりたての初心者をフォローするのも、僕の大切な役割のひとつだからね」 フォロー、ねぇ……。 「だったらさ、あたしよりもまどかをフォローしてあげてよ」 「まどかを? 彼女は魔法少女になってそろそろ一ヶ月だ。もう僕のフォローなんて必要ないよ」 はぁ……。この子、あたしの言いたいことが全然分かってない。 魔法少女に関することにしか、興味がないのかな? 「そうじゃなくってさ。まどかは昨日死んじゃって、その後生き返ったわけでしょ? 後遺症とか、そういうの大丈夫なの?」 「なるほど、そういうことか。大丈夫、君の願いはちゃんと叶った。彼女の身体は何の不都合もない、万全の状態だよ」 「それなら……、いいんだけどさ」 そう答えると、あたしはキュゥべえと契約した時のことを思い出した。 * 淡い青色の光が、静かにまどかの身体を包み込む。 その光はしばらくまどかの身体を覆っていたかと思うと、やがてゆっくりと消えていった。 「これで大丈夫だ。鹿目まどかの魂は呼び戻され、彼女は再びこの世界に生きることとなった」 「え、これだけで? 本当に、まどかは生き返ったの?」 あっさりとしすぎていて、あたしには死んだ人が生き返るなんて奇跡が起こったようには、とてもじゃないけど思えなかった。 「疑うのなら、自分で確かめてみたらどうだい?」 あたしはキュゥべえの言葉に頷くと、さっきと同じようにまどかの胸に自分の顔を押し付けた。 その身体はさっきまでと違って温かく、ゆったりと落ち着いた心臓の音が確かに聞こえてくる。 「まどか、起きて……。まどか!」 そっと身体を揺すると、まどかはゆっくりと目を開き、ぼんやりとした様子であたしの方に視線を向けてきた。 「ん……。さやかちゃん?」 生きてる……。まどかが……、まどかが本当に生き返った! 「……まどかっ!」 居ても立っても居られなくなって、あたしはまどかの身体をぎゅっと抱きしめた。 「ひゃっ、ちょっ、さやかちゃん?」 あたしに抱きしめられながら、わけが分からないという風に戸惑うまどか。 まどかからしてみたら、目が覚めたらいきなりあたしにきつく抱きしめられたわけだから、戸惑うのも無理はないかもしれない。 でも、抱きしめたまどかの身体が温かいのが嬉しくて、あたしはしばらく放す気にはなれなかった。 そんなあたしたちのところに、キュゥべえがゆっくりと歩み寄ってきた。 「やぁ、まどか。さっきは大変だったね」 「キュゥべえ? 一体、どうなってるの? わたし確か、ワルプルギスの夜に……」 「君の記憶は間違ってないよ、まどか。君はワルプルギスの夜と戦い、そして命を落としたんだ」 「やっぱり、そうだよね。それなら、どうしてわたしは生きてるの?」 「さやかが僕と契約したんだよ。契約の願い事で君を生き返らせたのさ」 「うそ……。さやかちゃんが契約を?」 「うん……。あたしがここに来た時、まどかが倒れてるのを見つけて……。それで、キュゥべえと会って契約したんだ。 まどかを生き返らせることを、願い事にして」 「ほむらちゃんは? どうして、ほむらちゃんはここに居ないの?」 ほむら? ほむらって、転校生の暁美ほむらさん? そういえば、まどかはあの子とよく話してたっけ。 「彼女もさやかのように、僕と契約をして魔法少女になった。彼女が願ったのは、鹿目まどか、君との出会いをやりなおすこと。 そして彼女は願い通り、君と出会う前の時間へと戻っていったんだ」 「そんな……。じゃあ、ほむらちゃんはもう居ないの?」 「彼女の時間遡行は、魂を宿らせたソウルジェムだけを過去に送るという形で実行された。この世界に残されたのは、生命の 本質たる魂を失い、抜け殻になった身体だけ。一般的には、死亡したという扱いになるだろうね」 「そんな……。わたし、マミさんもほむらちゃんも、守ってあげられなかったんだね……」 まどかが俯いて嗚咽を漏らす。 そっか、まどかは今までずっと気にかけてきた友達を失っちゃったんだ……。 「マミもほむらも、自分自身の意思で選んだ道だ。君が悪いわけじゃないよ」 それはそうかもしれない。 でも、それでまどかの悲しみが和らぐわけじゃない。 「君とマミは、ちゃんとこの町の人たちを守ったじゃないか。君たちがワルプルギスの夜を倒したから、さやかたちは 生きていられたんだよ? 君たちが何もしなければ、少なくとも数千人の死者が出ていただろうね」 そっか、この辺だけしか壊れてなかったのは、まどかたちが命懸けで守ってくれたからだったんだ。 でもその代わり、まどかもまどかの仲間も……。 キュゥべえは最低限の犠牲でたくさんの人を守れたんだから、それで十分だと言いたいんだろうか? でも、あたしたちはそんな風に割り切れるほど大人じゃない。 そんな風にあっさりと納得できるほど器用じゃない。 まどかが感じている悲しみは、そんな言葉で癒せるようなものじゃない。 あたしはまどかの隣に寄り添い、そっと肩を抱き寄せた。 「ごめんね、まどか。あたし、最近のまどかは何だか付き合いが悪いな、なんて思ってた」 まどかを抱き寄せる手に、少しだけ力を込める。 「でも、あたしがそんなことを考えてる時、まどかは命懸けであたしたちのことを守ってくれてたんだね」 あたしの声にも、まどかは顔を上げてくれない。 俯いたまま、まどかはゆっくりと首を振った。 「違うの……。わたし、魔法少女として誰かの役に立てるのが嬉しくて。命懸けなんだってこと、忘れてたの」 まどかの声は、消え入るようにか細い。 瞳にはうっすらと涙がたまり、今にもこぼれ落ちそうになっている。 「だから、ワルプルギスの夜と戦う時も、マミさんと二人なら絶対勝てるとしか思ってなかった。マミさんは、 そんなわたしのことをかばって……」 まどかの瞳から涙があふれ、雫となってこぼれ落ちる。 「わたしが……、わたしがマミさんを殺しちゃったの……」 静かに涙を流すまどか。 自分を責めるまどかを少しでも慰めてあげたくて、あたしはまどかの身体をぎゅっと抱きしめた。 「まどか、そんな風に自分を責めちゃ駄目だよ。あんただって、あたしが契約しなかったら死んじゃってたんだよ? まどかはちゃんと、自分に出来ることを精一杯やったんだよ」 少しでも気持ちが伝わるように、強く強く抱きしめる。 「まどかの仲間が死んじゃったのは悲しいことだけどさ。その人だって、まどかがそんな風に自分を責めてるって知ったら、 きっと悲しむよ」 「さやかちゃん……」 少しだけ顔を上げてくれたけど、まどかの顔には深い悲しみが漂っていた。 どうすれば、まどかの悲しみを癒してあげられるんだろう。 ひょっとしたら、そんなことは出来ないのかもしれない。 まどかが感じている悲しみを、あたしは想像することしか出来ないのだから。 でも、完全に癒してあげることは無理でも、少しでもその悲しみを和らげてあげたかった。 罪悪感なんて覚えなくてもいいようにしてあげたかった。 あたしは笑顔を浮かべ、わざとらしいくらい明るい声を出した。 「まどかは今までずっと頑張ってきたんだからさ、少しくらい休んでもいいんだよ? 大丈夫! その間、 この町はあたしが守るからさ!」 まどかがはじかれたように顔を上げる。 その顔には、さっきまで浮かんでいた悲しみよりも、強い不安や恐怖が見て取れた。 「そんなの駄目だよ! もしさやかちゃんに何かあったら、わたし!」 「まどかは心配性だなぁ。大丈夫、無茶はしないから」 「でも……」 まどかから手を離して、あたしは自分の身体をぎゅっと抱きしめた。 目をつぶって、さっきのことを思い返す。 「あたしね、まどかが倒れてるのを見つけた時、すっごく怖かった。まどかの身体に触れたらぞっとするほど冷たくて……。 まどかが死んじゃってるって分かって……、目の前が真っ暗になった。思い出しただけでも、息が止まりそうになるよ。 もし、あたしが死んじゃったら、まどかにもあんな思いをさせることになっちゃう。 あたしは、そんなの絶対にイヤ。だから大丈夫。絶対に無理はしないから」 目を開いて、まどかの顔を見つめ直す。 その顔に浮かんだ不安の色は、まだ消えていない。 「もう、これだけ言ってるのに、それでも心配するかなぁ? あたしってそんなに信用ない?」 「そ、そんなことないよ。でも、マミさんだってすっごく強かったのに、ほんの一瞬の油断で……」 あたしはまどかの両肩にそっと手を乗せると、真っ直ぐにまどかの目を覗き込んだ。 軽く笑顔を浮かべ、少しでも気持ちが伝わるように、ゆっくりと言葉を紡ぐ。 「じゃあさ、こうしようよ。まどかは今まで通り、この街を守って戦う。あたしは、そんなまどかのことを守って戦う。 二人一緒だったら、絶対大丈夫だよ」 そこで一度言葉を区切り、笑顔を消して真剣な表情を浮かべる。 「あたしね、まどかのこと信じてる。あたしが危なくなった時は、きっとまどかが助けてくれるって信じてる。 だから、まどかもあたしのことを信じてくれないかな。まどかが危なくなったら、絶対あたしが助けるから。 どんな時でも、どんな奴が相手でも、絶対、絶対助けるから。だからさ、あたしのことを、信じて欲しいんだ」 正真正銘、あたしの本音だ。 魔女と戦うことで、死んじゃうかもしれないのは怖い。 でも、まどかが居なくなっちゃうのは、もっと怖い。 だから、契約したことに後悔はない。 まどかが悲しそうな顔をしているのはイヤだ。 まどかには、いつだって笑顔を浮かべていて欲しい。 怖いけど、震えを隠せないほど怖いけど、まどかのためなら、あたしは剣を取ることが出来る。 まどかがそばに居てくれるなら、あたしはどんな奴とだって戦える。 まどかはゴシゴシと乱暴に涙を拭うと、あたしから目をそらさずに小さく頷いた。 「……信じる。わたし、さやかちゃんのこと信じる。さやかちゃんのこと、絶対守る!」 その声は小さかったけれど、しっかりとまどかの意思がこもっているように感じられた。 まどかに信じてもらえたのが嬉しい。 心の中に、何か暖かいものが生まれる。 うん、この気持ちがあれば、きっとあたしは戦える。 「二人で一緒に頑張ろう?」 「うんっ!」 あたしの言葉に頷いたまどかの顔は、泣きはらしてボロボロになってはいたけれど、確かに笑顔と呼べるものだった。 「良かった。やっと笑ってくれたね、まどか」 「さやかちゃん……」 あたしも出来る限りの笑顔で応える。 「やっぱり、まどかは笑っててくれなきゃね。そうじゃなきゃ、あたしも元気が出ないよ」 「……ありがとう、さやかちゃん」 こうして、あたしは魔法少女になった。 あたしの願いは、一番大切な友達であるまどかを守ること。 その願いがどういうことを意味するのか、この時のあたしには、まだ分かっていなかった。 次回予告 「あんたなんでしょ? マミとコンビを組んでた魔法少女ってのは。 聞かせてくれないかな、なんであいつが死んだのか」 魔法少女さやか☆まどか 第二話「あたしがここに居る理由」
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127 :名無しの心子知らず:2010/09/11(土) 18 02 51 ID i1+sPwHl 10年以上前の話で恐縮ですが投下 勤め先のロッカーの中の荷物から 5万円抜き取られたと社員Aが騒いでいた。 セキュリティがしっかりした建物だから間違いなく内部の犯行。 A曰く「訴えるつもりはない。お金を返してほしい」ということで 「名乗り出てください」とエラい人が朝礼で言うものの当然出て来ず。 ここですでに勤続10数年のBさんを皆は疑ってたそうだ。 というのも、元々仕事では人の手柄をシレーっと横取りしたり 自分の成績のためなら平気でウソをついたりしてたから。 でもBさんは結婚→妊娠→産休→復帰 と幸せ真っただ中だったし、私は「まさかー」と思ってた。 ある日突然「指紋をとります!」ということになり社員全員が呼ばれた。 その時Bさんは「修正液をこぼした」と指10本全部が真っ白…。 自白したようなもんだった。 その後エラい人に呼ばれて自主退職になったけど退職金は出ず。 たった5年で10数年分の退職金をパーにしたんだよね。 あとで聞いた話によると… ご両親が相次いで亡くなって保険金が入った時は裕福だったが 結婚相手が「ヒモ同然」で、 披露宴、新婚旅行、新居(分譲マンション)、車… 全部Bさん持ちだったらしい。 結局仕事も辞めて主夫になったために、Bさんの職場復帰も 早かったそうだ。 1人ぼっちになってしまい、寂しくて急いで新しい家族を作った感じ。 つい先日、ある大型スーパーで買い物をしてたBさんと子どもを目撃し 急に思い出したので書きました。 ちなみにBさんは美人です。 128 :名無しの心子知らず:2010/09/11(土) 18 08 38 ID xpQNyV0d 127 乙です。 たった5年で10数年分の退職金を これ、「たった5万」の間違い? 129 :名無しの心子知らず:2010/09/11(土) 18 19 20 ID i1+sPwHl マチガーーーーーーイ!!!! すみません!!! 130 :名無しの心子知らず:2010/09/11(土) 18 29 24 ID fPVFliK1 「五万節」かとオモタ 次のお話→剣道義弟嫁(204)
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takurami0とは コンセプト 表現者にための表現者によるパーティ企画 内容 表現できるもの、何かを創り出すものであればなんでもあり。 takurami0段階では、とりあえず音楽からと考えてはいるが、 音楽にも色々ある。バンド・ソロ・アンサンブルっていう形態から、 ジャンルにおいても特に問わない。 パーティだから、飲食OK!! 聞きたい時聞き、話したい時に話し、食べたい時に食べる。 表現者と客との区別はなし。 何かをやってもいいし、ただそこにいてもいい。 募集要項 アンケート実施 やってみたい人の集り具合を調べる。あくまで希望なので、実際にどうこうではない。見通しをつけるための一次募集。 アンケート結果発表 アンケート結果を踏まえたこれからの方針を発表する。 募集スタート 詳しい募集要項はまだ決まっていないが、募集期間は当日までとする。 当日その場で参加もOK。 それだけルーズなスケジュールで進めるつもりだ。 費用・負担 場所代や飲食費などの経費に関しては何かをやった人から徴収する。 お客さんからはもらわない。(寄付はOK) なるべく安く済むようにする。 あくまでコミュニケーションの場であって、楽しむ場であって、 儲けるとか損するとかそういう場ではないから。 またスタッフなどの負担に関しても、一人に比重がかかることの内容に 分担したい。そこのところの協力願いたい。 広報・宣伝 最初は口コミメイン。どんどん誘ってもらいたい。 WEBサイトを使っての広報や、ペーパーなどでの呼びかけも考えてはいるがそこはまだ詰める必要がある。 これからの動き 順次なんらかの方法で発表していく。 おそらくWEBサイトでの更新がメインになるだろうが、ここも仮のサイトなので、それも広報同様決まりしだいお知らせする。 楽しくなければ意味がない。 準備段階は決して楽しいの一言ではないだろうが、 パーティの最中は楽しくありたいと思っている。 少しでも興味を持っていただけたのなら、またこのサイトに来てほしい。 はじまったばかりの企画なので、どうなるか分かったものじゃないが、 そのばたばた感も含め楽しんでいただけたらと思う。 よろしくお願いいたします。 20060514 仮代表 露妃
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前回の話はコチラ→シチューパン嫁1 127 :シチューパン嫁 ◆g6FesA64Rw:2007/10/29(月) 14 38 50 0 すごいエスパーがいるなぁ。 毎日シチューパン食べたら飽きました… 今の流行は「大きなハム&たまご」です。 それと別居確定です。とりあえずウトメと夫に対してキッチリ話しつけました。 さあ~部屋で一人ご飯~と思ってたら、ヘタレヨワヨワ夫が 「もういい加減にしてよ、こっち来て皆で食おう。空気重いよ」って言ってきた。 でもそこは夫、「やだよ…」と言って無視したらオドオド。 「お前ちょっと大人気ないよ?」、睨みをきかせたら逃げていった。 食事の後、ウトメと夫を集めて話し合い。 言った事は大体こんな感じ。 「何故自分の妻が食事を出されない事を黙ってみてるのか。 自分の妻が一人で食事してるのを見て平気か。 さっき呼びに来たのは「空気が重くてご飯が食べにくい」からだしね。 全ての責任を押し付ける気はない、しかしもうあなたたちにはウンザリだ。 嫁が作ればそれを食う、トメが作ればそれを食う。 食べ終わってからウジウジする。 トメが腹へってかわいそうだと言うなら、なぜ自分の分を分けない。 あなたたちには夫としての、妻の家族としての自覚がない。 逃げて私に折れてもらって、ヒステリーなトメを刺激したくなくて、ナアナアですませたくて困ってる。 そんな事したって溝は深くなるばかりでいつかは壊れる。 トメはどうして私と仲直りできると思ってるのか不思議だ。 前にも言ったが私たちは赤の他人、ここまで暴走しておいてまた私に折れろというのか。 何回同じ事を繰り返せばいいんだ。 あと「いがみ合う」と言う言葉を使うのはやめろ。 私は折れて、許して、我慢してきた。それを勝手に敵認定して苛めに苛めまくったのはトメだ。 そして今は許せない私を大人気ないと思ってるだろう。 「悪いのはトメだから」「分かってるけどここは大人になって」だの言われて 「ハイそうですか」って言えるほど大人じゃない。 人間として生きていきたいので、これ以上トメに踏みにじられるのはゴメンだ。 どうしてそんな簡単な事が分からない? 129 :シチューパン嫁 ◆g6FesA64Rw:2007/10/29(月) 14 39 46 0 トメに聞きたいが、何故そこまで人を貶められるのか。 人形じゃないんだからいつかはこうなるって分からなかったか? まず夫は自分の母親がこういう人間だという事を受け入れてくれ。 多分ウトさんはもう分かってると思う。 何十年も一緒に居る間にこのヒステリーで気が強いトメに、辛い思いをさせられたろうから。 夫も分かってるんでしょ? だからこそ二人とも自分が傷つかない様に逃げ回るんでしょう。 それがこの家の人たちの、いうなれば生活の知恵なんだろうが、 私は人の心の痛みにここまで無関心な人は初めて見たし、 この皆さんとは一緒に子育てはもちろん、一緒に生活する事すら私には出来ない。 とりあえず私はもうダメだ。まずは実家に帰る。その後の事はまた」 トメ泣いてた。騙されませんよ。 その後夫が謝ってきた。ウトも物凄く凹んでた。 丸2日話し合って、結局は家を出る事にしたよ。 転勤するまでって思ってたけど、トメよりもこのヘタレ男共に我慢できなくなってさ… 今日からは一応夫と二人で食事を取る事になる。 夫にはだいぶ愛想尽かしてるけど、でもやっぱり愛情も残ってる。 今後また似たようなことがあったら完全に枯渇しそうだけどw まあでも何とか…もう一回がんばってみよう。 …でもコンビニご飯…ラーメンおにぎり…からあげくん…コロッケ…とろふわプリン…バナナヨーグルト… 準備も後片付けもいらないご飯…ビール飲みながらテレビ見てゴミバコポイして… カップヌードルはカレーと決めてたんだけど、 やっぱりしょうゆ味は地味だけど懐かしいというか飽きの来ない味。 お湯入れる前にえびサクサク食べて、肉はよける。 カップヌードルの中で一番売れてる理由がよく分かる。汁まで飲み干して(*´∀`)=3 プハー あとエースコックの濃コクトンコツもうまーw こんな気楽にご飯食べたのなんて同居して以来初めてだったよ。 もうちょっと堪能したかったような気もちょっとする…(´・ω・`) 131 :名無しさん@HOME:2007/10/29(月) 14 43 51 0 129 乙!どうして義家族はここまで言われないと分かんないんだろうねぇ。 その食生活は確かに魅力的だけれど、これから赤ちゃん産むかも知れない 体には決していいとは言えないしここらで終わって良かったと思うよw 133 :名無しさん@HOME:2007/10/29(月) 14 44 05 0 129 オツカレサマー カップヌードル塩味もおやつにオススメしておくよ。 134 :名無しさん@HOME:2007/10/29(月) 14 44 59 0 127 乙でした。 別居まで頑張れ、そしてその後の平穏をお祈りします。 コンビニ食はごくごくたま~に食べるのが一番よ、体に悪いよ。 135 :名無しさん@HOME:2007/10/29(月) 14 46 53 0 127 乙です。そして別居おめでとう?かな? でもいまいちすっきりしないね。「空気が重い」って理由で迎えにくるのって…。 私はシーフード派です。 143 :シチューパン嫁 ◆g6FesA64Rw:2007/10/29(月) 14 52 48 0 いや、ごめん。 カップラーメンの中で一番売れてるの。 昔テレビで「カップラーメン年間売り上げベスト10」とかやってて、それで見た。 それは置いといてw トメは怒って料理投げ捨てるくらいのキチガイだから、普段からヒステリー。 128でも書いたけど、ウトも夫も長年それに接してきてるから 「トメが怒ったら逃げる黙る刺激しない」が癖なんだよね。 私もそれが分かってたし、今まではそれに倣ってたんだけども やっぱりもう我慢できなくて。 そしてウトと夫は「あのトメがこんなに凹んじゃって…」とビックリして心配になったみたい。 二代続けて気の強い女と結婚してしまって… ヘタレだけじゃなくて女運も遺伝かなぁw 次のお話→179
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キルク0(キルクゼロ)とは、Among Usにおいてキルのクールダウンが0(に近い数字)に設定されている部屋のことである。 特徴 1試合の時間が短く、サクサク進む。 ほとんどの部屋で全てのクルーがエンジニアの設定になっており、ベントを使用することが可能である。 またエンジニアと守護天使のロールアビリティのクールダウンも0に設定されていることが多い。 そのためクルーでもベントを連続して使用できたり、連続して守護をすることが可能。
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126年度⇔オリックスバファローズ127年度⇔128年度 チーム成績 順位 勝率 勝ち 負け 分け 連勝 6位 .401 53 79 3 4 対西 対ソ 対楽 対日 対ロ 勝ち 9 15 8 13 8 負け 17 12 17 14 19 分け 1 0 2 0 0 打率 安打数 本塁打 盗塁 得点 得点率 .268 1273 107 50 411 3.0 防御率 失点 失点率 自責点 非自責 3.29 471 3.5 471 29 得失差 失 策 失策率 前順位 -60 52 0.39 3位 選手成績 守 名前/製作者 成績 タイトル&記録 一 GRETSCH 打.253 23本 62点 二 ボツリナム 打.283 16本 52点 通算1500本安打・500打点達成 三 平塚平 打.255 1本 33点 遊 FIN4 打.229 4本 20点 21盗 右 くわ2 打.292 10本 37点 29盗 通算1000本安打達成 中 小西 打.294 6本 39点 左 くれあ 打.256 17本 48点 ベストナイン 捕 ヘルナンデス 打.252 7本 39点 指 たかみな 打.283 23本 68点 通算2500本安打・1000打点達成 守 名前/製作者 成績 タイトル&記録 先 姜維3 24試合 8勝8敗 防3.28 先 かわごえ 25試合 5勝14敗 防4.51 先 浅井京介 24試合 7勝10敗 防3.24 先 ひゅーず 17試合 4勝10敗 防5.76 先 みりい丸 20試合 11勝7敗 防2.54 先 山岡三郎 25試合 5勝11敗 防3.15 守 名前/製作者 成績 タイトル&記録 中 安田哲 24試合 1勝3敗0S 防2.11(4.0RP) 中 KissMint 35試合 3勝1敗1S 防2.66(6.5RP) 中 dio 39試合 3勝3敗2S 防2.16(11.4RP) 通算600試合登板 中 キクラゲ 38試合 2勝4敗0S 防2.50(8.3RP) 通算100RP達成 中 (´・ω・`) 39試合 2勝3敗0S 防2.18(6.8RP) 抑 成海 34試合 2勝5敗26S 防5.40 コメント 残念ながら最下位5位は射程圏内だったが2日目後半無采配での7連敗と最終日のソフトバンク直接対決の敗北が大きい打者1名 投手1名の無人化も響いたかもしれない ページ作成 不明 今日の観客数 - 昨日の観客数 - 合計観客数 -
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第1-126章.第1-127章.第1-128章. 第1-127章. (サンバヴァ・パルヴァの続き) ドゥリタラーシュトラは言った、『ヴィドゥラよ、王の中の獅子であるパンドゥとマドリの葬儀を正しい王家のスタイルで祝いなさい。彼らの魂のために、牛、布、宝石、様々な種類の富を分配しなさい。また、クンティがマドリの最後の儀式を、彼女が喜ぶような様式で行えるように手配しなさい。また、マドリの遺体を、太陽にもヴァーユ(風の神)にも見られないよう、注意深く包んでおくように。罪なきパンドゥを嘆いてはならない。彼は立派な王であり、天人に匹敵する5人の勇猛な息子を残したのだから」。 「バーラタよ、ヴィドゥラはビシュマと相談し、パンデュの葬儀のために神聖な場所を決めた。一族の司祭たちは、澄ましバターで香りをつけた燃え盛る聖なる火を携えて、時間を置かずに都の外へ出て行った。そして、友人、親戚、信奉者たちは、布に包み、季節の花で君主の遺体を飾り、様々な素晴らしい香水を振りかけた。また、柩にも花輪を飾り、豪華な掛け物をした。そして、王妃の遺体と王の遺体を、華やかに飾られたその素晴らしい柩に載せ、人間の肩に担がせた。ヤクの尾が揺れ、さまざまな楽器の音が鳴り響く中、白い傘が柩の上に差し出され、その光景は明るく壮大に見えた。何百人もの人々が、王の葬儀に際して、群衆に宝石を配り始めた。やがて、大きな儀式のために、美しい袈裟や白い傘、大きめのヤクの尾が運ばれてきた。白装束を身にまとった僧侶たちが行列の先頭を歩き、装飾用の容器の中で燃え盛る聖なる火に清澄化したバターの酒を注いだ。ブラーフマナ、クシャトリヤ、ヴァイシャ、スードラが何千人も亡き王の後を追いかけ、大声でこう嘆いた、「王子よ、あなたはどこへ行かれるのですか、私たちを置き去りにして、私たちを永遠にさびしく、惨めにするのですか」。ビシュマも、ヴィドゥラも、パンダヴァたちも、みな声をあげて泣いた。ついに彼らはガンガーのほとりのロマンチックな森にたどり着いた。そこで彼らは、真実で獅子奮迅の王子とその配偶者が眠る柩を横たえた。そして、多くの黄金の容器に水を入れ、数種類の香りのよいペーストで王子の体を洗い、サンダルのペーストを塗った。そして、土着の織物でできた白いドレスを着せた。新しい服を着た王は、まるで生きているかのように見え、高価なベッドの上で眠っているようにしか見えなかった。 「他の葬儀の儀式も司祭の指示に従って終えると、カウラヴァたちは王と王妃の死体に火を放ち、蓮やサンダルペーストなど香りのよいものを薪にくべた。 その時、カウサーリヤは燃え盛る死体を見て、「わが子よ、わが子よ」と叫んだ。彼女が倒れているのを見て、市民と地方の住民は悲しみと王への愛情から慟哭し始めた。空の鳥も野の獣もクンティの嘆きに感動した。サンタヌの子ビシュマと賢いヴィドゥラ、そしてそこにいた他の者たちも悲嘆に暮れた。 「こうして、ビシュマ、ヴィドゥラ、ドリタラーシュトラ、パンダヴァ一家、クル族の婦人たちは泣きながら、王の水の儀式を行った。すべてが終わると、人々は悲しみに満たされ、パンドゥの息子たちを慰め始めた。そして、パンダヴァたちは友人たちとともに地面の上で眠り始めた。これを見て、バラモンや他の市民たちも寝床を捨てた。老いも若きも、すべての市民はパンデュ王の息子たちのことで悲しみ、泣くパンダヴァたちとともに12日間喪に服した」。 第1-126章.第1-127章.第1-128章.
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127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/17(土) 21 39 17 ID mvEtHVpz ※08小隊ネタ のどっち:愛など粘膜の作り出すオカルトに過ぎない 紫炎姫:モモ、救急車呼べ、黄色い方 ステルスモモ:とうとう壊れたっすか。番号は119のままでぉkっすか? のどっち:いや、この間08見たんだが、話の内容よりこの台詞だけが頭に残ってな 紫炎姫:おう のどっち:愛など粘膜が作り出す妄想に過ぎん!!ってのを考えたらな のどっち;私が咲さんを思うこの心も、妄想なのかもしれないって、そんなわけないのに ステルスモモ;おっぱいさん……… のどっち:だから咲さんに私の粘膜を触ってもらえばこの考えは解消されると!! のどっち:私が咲さんの、咲さんが私の粘膜を触りあい、わかりあい のどっち:そしてお互いの粘膜を合わせ一つに解け合い、粘液を交換して!! のどっち:あああああああああああああ咲たんの粘膜ううううううううううううううううううううう 紫炎姫さんが退出しました ステルスモモさんが退出しました